2009年12月25日金曜日

avilaの街

スペイン放浪者の昼飯安宿で 手料理 ハモンセラーノ(スペインの伝統的生ハム)、マンチェーゴチーズ、パン(皮が硬めで中が軟らかく香りが美味しい、)、トマトも昔の香りのつよい味が濃いもの、ワインはもちろんカステージャの地物、キャベツ、何たる贅沢。 バルでドーロワイン  散歩の途中の一休み、大きな石つくりの城壁の地下に下りてゆくと素敵なバルに入った。壁じゅうたんは牡丹模様の花が美しい,赤ワインを一杯, 美味いうまい。




城壁に囲まれたavilaの街  白藤はここに3ヶ月ホームステイ、Avilaは、3500年前から人が住み着いていた。紀元前1000年ごろ、イベリア人が住み、その後北方からケルト人が進出した。紀元前2世紀ごろローマ人が征服し,ぶどう、や石造りの橋、建造物が残る。7世紀から12世紀末までイスラム人が支配し、華麗な建築物、カレーと呼ぶサイホンの原理による地下水路、など様々な技術を残した、13世紀末スペイン人がアラブをイベリア半島から放逐し(レコンキスタ)、街を囲む巨大な城壁を建造し、世界遺産として現在に残っている。




城門のバイオリン引き モーツアルトの小夜曲の美しさ1ユーロ
美しき女性バイオリスタは大道を舞台に活躍していて、その日は、Avilaの城門がステージだった。バルで昼飯時隣あわせ、落し物を拾ってあげて、言葉を交わした。チェコから来た,スペインを廻ると語った。しばらく聞きほれ、1ユーロ投げ入れて、わかれた。adiosさようなら






街の象徴のカテドラル金が尽きて右の塔が無い  カテドラル(大聖堂)は100年200年かけて建造する,浄財を集めて、集まったらその分建て継いで行く。この聖堂は何らかの理由で浄財が不足したまま今日に至った。未完の塔は歴史の深い闇をいつまでも物語ってる。屋根にわコウノトリの巣が数個あって毎年小鳥が巣立っているという。







アマポーラの美しき群生 荒涼たるカステイジャの平原に一際目立ち、旅人に感動を与える。赤は黒と共にスペインの色、赤いアマポーラの花は、可憐で、妖しく情熱をかきたたせる。





街を取り巻く城壁 1200年から200年かけて建造された 世界遺産

内側の街は旧市街、石とレンガの建物、一階(スペイン語ではバホと言い,二階を一階と言う)は、店やバル、狭い路地、修復しながら何百年も原型をとどめる。路地を歩くと中世にタイムスリップしたようだ。